日本生産性本部は10月29日、「レジャー白書2024」を発表した。それによると、「国内観光旅行」(避暑、避寒、温泉など)の23年の参加人口は4740万人(前年比660万人増)で、2年連続で首位の座をキープした。白書は通算48号目で、同31日発行された。
昨年、新型コロナの感染法上の位置付けが「5類」に引き下げられたことでレジャー活動が活発化。上位20位のうち、22年より順位が上昇した種目は7、参加人口が増えたのは15に上った。
23年の余暇市場は前年比13.4%増の71兆2140億円となり、新型コロナ禍前の19年比で98.5%の水準まで戻った。白書は「コロナ禍で大きく落ちた分野の急速な回復が続き、逆にコロナ禍の特需で伸びた分野は反転して落ちた」と指摘する。
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