この1年間に公開、放送された映画やドラマなどの中から、最も地域を盛り上げた作品とその地域を表彰する「ロケーションジャパン大賞」(主催・ロケーションジャパン編集部)の授賞式が2月16日、東京都内のホテルで開催された。栄えあるグランプリに輝いたのは、映画「とんび」とその舞台となった岡山県だった。
13回目となる今回は41作品51地域がノミネートされ、同編集部と審査員によって7作品11地域が選ばれた。
「とんび」(阿部寛主演)は作家・重松清氏のベストセラーを初めて映画化した作品で、岡山県浅口市や笠岡市を含む県内8自治体で撮影が行われ、撮影による直接収入は3千万円を超えたという。当初2万部を製作した「岡山ロケ地ガイド」は公開前に在庫がなくなり、増刷するほどの人気ぶり。
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