日本観光振興協会と経団連、日本テレワーク協会は、ワーケーション自治体協議会(WAJ、会長・仁坂吉伸和歌山県知事)が主催する「ワーケーション・コレクティブインパクト(WCI)」に共催する。コロナ禍の中、ツアーを通して新たな働き方として注目を集めるワーケーションの可能性を探る。
コレクティブインパクトとは、さまざまなプレーヤーが共同して社会課題解決のために取り組むためのスキームの一つで、共同の効果を最大化するための枠組みを指す。
WCIでは全国8道県で9~11月にワーケーションツアー(2泊3日~3泊4日)を実施。参加者は国家公務員、地方自治体職員、企業の社員から計230人ほどを想定し、8月26日にツアー募集に係るオンライン説明会を開催する予定。
例えば、9月27~29日に和歌山県の田辺市と白浜町で実施されるツアーは、「地域から発信するCX(コーポレートトランスフォーメーション)」をテーマに、講演や意見交換、ワークショップ、ワーケーション体験などを行う。
宿泊施設は東急ハーヴェスト南紀田辺、SHIRAHAMA KEY TERRACEホテルシーモア。募集人員は30人で、旅行代金は1人5万9千円。