韓国文化体育観光部、韓国観光公社は3月22日、ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)で「2024韓日観光交流の夕べ」を開いた。日本と韓国の政府、観光業界関係者ら多くが出席し、両国のさらなる観光交流促進へ、共に努力する姿勢を強調した。
主催者あいさつで韓国文化体育観光部の張美蘭(チャン・ミラン)第2次官は「日本を訪れた外国人のうち、韓国からが27.8%と最も多く、韓国を訪れた外客も日本人が231万人と1位だ。お互いが重要な市場となっている」と昨年1年間の状況を指摘した上で、「2023~24年は『韓国訪問の年』として、豊富なイベントを用意している。さらに来年は日本との国交正常化60周年。官民が力を合わせて飛躍の年にしなければならない」と述べた。
駐日韓国大使館特命全権大使の尹徳敏(ユン・ドクミン)氏は「両国の民間交流が急速に増えており、1千万人交流時代が再び到達している。日本から韓国を訪れる観光客が少し少ないが、日本の地方からの航空便が徐々に再開しており、こうした現象が近く解消されると期待している」。
韓国旅行業協会会長の呉敞熙(オ・チャンヒ)氏も、日韓両国の観光交流のさらなる促進に期待するあいさつを述べた。
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