一関市観光協会(岩手県)は、市の特産品や観光資源をアクリルキーホルダーにして、「ガチャ」と呼ばれる機械で販売する「街ガチャin一関市」を行っている。機械を市内9カ所に設置。10月24日時点で2365個が販売されるなど、観光客らに好評だ。
「街ガチャ」は各種グッズを手掛けるfunbox(本社・東京都千代田区)が企画・製作。全国の自治体や企業で導入実績があるが、岩手県では同市が初めて。同市に総務省が手掛ける「地域活性化起業人」として派遣されているオンラインゲーム事業を行う合同会社EXNOA(本社・東京都港区)開発支援部の岡宮道生氏が事業のプロデュース、funboxとの仲介を行った。
8月23~25日に同市で行われた「全国地ビールフェスティバルin一関」会場で販売を開始。現在はサハラガラスパーク、花と泉の公園、産直ふるさと大東など、市内9カ所の観光施設などで販売している。
アクリルキーホルダーのデザインは「空飛ぶだんご」「水かけまつり」など10種類。1個300円で、各種スマートフォン決済で対応している。