大阪府旅館ホテル生活衛生同業組合(岡本厚理事長)は16日、大阪府池田市の不死王閣で新年互礼会を開いた。組合員や関係業者など60人超が出席。万博需要獲得などに向け交流を深めた。
冒頭あいさつした岡本理事長は、4月13日に開幕する大阪・関西万博に触れ、「業界にとって千載一遇の機会。がんばって取り組もう」と呼び掛けた。前回の万博の際に、当時数多く残っていた大阪市内の旅館が修学旅行客を断ったことで、翌年から修学旅行客が京都や奈良に行くようになったことも紹介。「今年は10月まで集客できるだろうが、その後の落ち込みが懸念される。そこへの対処も必要だ」と語った。
岡本理事長(壇上)