三井不動産ホテルマネジメント、第16回全力応対コンテスト開催 若手フロントスタッフ38人が参加


雀部社長(=写真左)と優勝した田窪コートニー・ジャケリンさん

 三井不動産ホテルマネジメント(雀部優社長)は2月17日、現場の若手ホテルスタッフのサービスレベルを競い合う「第16回全力応対コンテスト」を東京ドームシティアトラクションズエリア内のシアターGロッソで開催した。

 同コンテストは、個々の接遇のスキルアップを通じて、ホテル全体のスキルアップを図ること、同時に会社全体の一体感の強化を図ることを目的に年に1回実施。各ホテルから入社5年目まで若手フロントスタッフが1人ずつ出場し、ステージ上で、英語を話す外国人ゲストと日本人ゲストへの2種類の接客応対を計4分間で演じ、38ホテル・38人が各々の〝全力応対〟を壇上で競い合った。

外国人ゲストの応対

 

 同日のコンテストには全国の事業所から上司や同僚など約400人が参集。ホール客席から応援合戦を繰り広げた。応援に来ることができなかったスタッフらのためにYouTubeアカウントでのライブ配信も行った。4月に入社予定の新入社員のうち20人も客席から先輩たちのサービススキルを学んだ。

応援合戦

 

 審査基準は、①表情・所作(表情豊かな笑顔でお迎えができている。状況に合わせた応対やお客様の気持ちに寄り添った表情ができている)②会話力(明るい笑顔で、ハキハキとお客様のテンポに合わせた会話ができた。専門用語、口癖、誤った難解な敬語を使っていない)③提案力(お客様のニーズを具体的に引き出すことができた。お客様に満足いただける提案をすることができた)④行動力・向上心(私たちの志「こころに残る、一瞬に懸ける」に挑戦している。応対を自然に楽しんでいる)⑤総合力(「記憶に残る」接客であり、このスタッフにもう一度接客してほしいと思える印象が感じられた)の5項目。

 最優秀賞は、三井ガーデンホテル銀座築地の田窪コートニー・ジャケリンさんが受賞。インバウンド宿泊客が大半の同ホテルで、自然でフレンドリーかつドラマチックな接客応対が全審査員から評価され「コートニー劇場」と絶賛された。

雀部社長(=写真左)と優勝した田窪コートニー・ジャケリンさん

 

 第2位は、ミレニアム三井ガーデンホテル東京の野明美希さん。野明さんは、CSキャプテン賞もダブル受賞した。接客力に加えてネイティブレベルの英語力も評価された。

 以下、第3位には三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアの佐藤颯大さん、第4位は三井ガーデンホテル京橋の田中来実さん、第5位はsequenceMIYASHITAPARK(シークエンス・ミヤシタパーク)の小川珠楠さんが選ばれた。審査員特別賞には、三井ガーデンホテル汐留イタリア街の澁江恵美さん、三井ガーデンホテル京都四条の大澤真弓さん、三井ガーデンホテル銀座五丁目の青山紘大さんの3人が入賞した。

表彰式

コンテスト出場者と審査員。楽天グループ常務執行役員トラベル&モビリティ事業長の髙野芳行氏も特別審査員を務めた。

 
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