三島信用金庫(静岡県、高嶋正芳)は、2025年2月末まで営業エリアの10市町で、観光庁の補助金を活用した温泉街の活性化に取り組む。修善寺温泉(伊豆市)の案件では21年度以降、補助金申請や観光振興に向けた企画実施を継続的に支援。23年度からは外国人観光客の増加を見据えた施策を展開する。
「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」の補助金を受けるには、複数事業者で連携し「地域計画」を策定する必要がある。計画内容や参加企業数などに応じて補助金額が決まる。修善寺エリアでは、23年4月~25年2月末までの事業において、近隣の「中伊豆温泉」と共同の計画を作成。飲食や物販業者など30社以上が参加し、総事業費18億円、補助金額9億5000万円程度を見込む。【記事提供:ニッキン】
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