三菱電機はこのほど、簡単にデジタルサイネージ(電子看板)が展開できる「カンタンサイネージ」DSM—L6シリーズを発売した。多彩なテロップ機能や焼き付き軽減機能などを搭載。32V型、24V型、19V型の3機種をそろえている。
パソコンなどの周辺機器が不要なので低コストで導入できるメリットのほか、電源1本で簡単に設置できるので、「宿泊施設のウェルカムボードやイベント告知、フロア案内などに薦めたい」と同社。静止画のコンテンツであればパワーポイントで簡単に作れるので、その時々のタイムリーな情報発信が可能だ。
新製品はテロップの文字色や背景色の選択に加え、点滅表示などの詳細設定が可能。32V型であれば、横置きと縦置き、どちらの設置にも対応する。また、表示画面調整機能を搭載しているので、垂直・水平の位置と幅を任意のサイズに変更できる。
専用の無線LAN対応SDカードを挿入することで、スマートフォンやタブレット端末から、コンテンツの変更・更新が可能で、ネットワークを新規に構築する必要がない。パワーマネージメント機能を搭載しているので、消し忘れ防止に加え、消費電力も低減する。
今後は、65V型、50V型、40V型の大型サイズのラインナップを拡充する予定。また、同シリーズは、多店舗展開するドラッグストアなどへの導入実績があるが、ホテルなどの宿泊施設に対する提案を積極的に行う意向だ。
この件についての問い合わせ先は、三菱電機お客さま相談センターTEL0120(139)365。
新製品の画面イメージ