三重県の2013年の「観光レクリエーション入込客数」は、伊勢神宮の遷宮の効果などで前年比7.7%(293万1千人)増の4079万9千人となった。三重県がこのほど発表した。現在の統計手法となった2005年以降、過去最高だった。
地域別に見ると、伊勢志摩が同39.5%増の1261万1千人と大幅に伸びた。他の地域は、北勢が同0.2%増の1727万1千人、中南勢が同12.4%減の616万6千人、伊賀が同5.7%増の294万人、東紀州が同2.3%増の181万1千人だった。
統計手法に基づく調査地点分類ごとの入込客数の上位5地点は次の通り。
歴史・文化=(1)伊勢神宮(伊勢市)(2)二見興玉神社(同)(3)椿大神社(鈴鹿市)(4)多度大社(桑名市)(5)鳥羽水族館(鳥羽市)
スポーツ・レクリエーション=(1)ナガシマリゾート(桑名市)(2)おかげ横丁(伊勢市)(3)鈴鹿サーキット(鈴鹿市)(4)志摩スペイン村(志摩市)(5)県営鈴鹿スポーツガーデン(鈴鹿市)
自然=(1)津の海(津市)(2)鬼ケ城(熊野市)(3)鳥羽の離島(鳥羽市)(4)青山高原(伊賀市)(5)赤目四十八滝(名張市)
その他=(1)湯の山温泉(菰野町)(2)鳥羽市旅館街(鳥羽市)(3)二見プラザ(伊勢市)(4)道の駅「紀伊長島マンボウ」(紀北町)(5)阿児旅館街(志摩市)