三重県と三重県観光連盟は1日、大阪市天王寺区の都ホテル大阪で、07年三重県観光キャンペーン発表会とメディア交流会を開催した。旅行会社や報道関係者約200人が出席。昨年に引き続きキャンペーンテーマを「食」とし、キャッチコピーは「たび三昧。三重」。旅の醍醐味である食を中心に、三重の「旅三昧・味三昧」をアピールした。
観光プレゼンテーションでは、三重県立熊野古道センターのオープンや2013年の伊勢神宮式年遷宮を紹介。近畿日本鉄道からは、「伊勢志摩であなたの夢叶える旅」キャンペーンなどの説明あった。
メディア交流会では、伊勢志摩地域が伊勢えびや的矢かき、あのりふぐを、松坂市が松坂牛を使った地元ブランドの特産品を出席者にふるまった。
伊勢志摩地域では、景気の回復と伊勢神宮式年遷宮行事を背景に観光客は増加傾向にあるという。志摩市では、好評の海女小屋体験の施設を増設して団体客対応を始めたほか、志摩地域の自然を生かした体験メニュー「志摩自然学校」が人気を集め出している。
また、志摩スペイン村では、パルケエスパーニャの新アトラクション「不思議の国のアリス」が2月末にオープンする。さらに同施設など近鉄レジャーサービスが運営する観光施設と指定区間の三重交通バスが2日間利用できる周遊パスポート「あそばんせ」が発売された。
三重県の観光の魅力をPRした