三陸鉄道(岩手県宮古市)は、日本広告制作協会(OAC)と協力し、10月1カ月間、ギャラリー列車を運行する=写真はヘッドマーク。新型コロナウイルスの影響で観光客を中心に乗客が減少しており、OACは「三陸鉄道と沿岸の町が(このイベントを通して)少しでも元気になれば」と話している。
「絶景!三鉄車窓ギャラリー列車」として、リアス線で1両運行する。10月1日には宮古駅ホームで関係者が出席して出発式が行われる予定だ。
OACの呼び掛けに応じて全国から寄せられたプロ・アマによる四季折々の車窓風景60点を掲出する。「三陸沿岸ならではの美しい風景を、車窓とイラストの両方で楽しんで」と乗車を呼び掛ける。
また、60点の中から13点を選んで構成したカレンダーを製作、同日から販売する。定価1500円。各月には三鉄職員一押しの絶景ポイントやグルメ情報、巻末ページには沿線グルメ情報のイラストマップを掲載している。