岐阜県下呂市の下呂温泉がロケ地になった日韓共同制作ドラマ「赤と黒」が9月4日から、NHK—BSプレミアムで放送される。ドラマを契機として、ロケ地観光の増加が期待されている。
昨年2月に下呂温泉をはじめ市内各所でロケが行われたサスペンスドラマ。温泉街などを舞台に、花火や雪景色なども背景に登場する。監督は韓流ブームを巻き起こした「冬のソナタ」のプロデューサー、イ・ヒョンミン氏。
ドラマでは主に第5回と第6回に下呂が舞台となる。放送日は今月15日までの全17回。初回は午後10時から10時59分。第2回以降は午後10時から午後11時59分まで。
下呂温泉では、放送を機にロケ地マップも制作し、誘客に取り組んでいる。
「赤と黒」は、韓国では昨年5月から放送され、人気を呼んだ。
下呂温泉の温泉寺の石段が使われたドラマのワンシーン=NHK提供