岐阜県の下呂温泉旅館協同組合(瀧多賀男理事長)は9日、岐阜、愛知、三重、富山、石川、福井の県民を対象とした特別割引プラン「元気になろう!ぎふ 下呂温泉特別宿泊プラン」を始めた。同組合が実施している「冬の特選宿泊プラン」の料金から、さらに20%を割引したもの。組合加盟39軒が参画している。7月末まで。
プランの内容は、「お値打ち土曜日の宿」「平日お値打ちの宿」「平日湯ったりお得な宿」「平日きままにイチアサ(一泊朝食)の宿」の4種類。
20%割引するうちの10%相当額は下呂市が補助金として負担している。
期間中はプランのタイアップとして、土産物店や飲食店で割引や特典が受けられるクーポンも作成。クーポンは旅館や観光案内所に設置する。
プランは岐阜県と同県観光連盟が実施する「東日本支援・県内観光地宿泊促進緊急キャンペーン」に参画する企画。売り上げの3%を東日本大震災の義援金として寄付する。