世界かんがい遺産に4地域 11月の国際執行理事会で決定


約400年前に造られたとされる山形五堰(山形市のHPから)

ICID国内委が申請へ

 国際かんがい排水委員会(ICID)国内委員会は、歴史的な価値のある農業用水利施設を登録する「世界かんがい施設遺産」に4施設を申請することを決めた。11月にインド・ヴィシャーカパトナムで開催されるICID国際執行理事会で正式決定される。

 申請施設は、山形市の山形五堰、静岡県長泉町の本宿用水、同富士宮市の北山用水、岡山市の建部井堰。

 山形五堰は、笹堰、御殿堰、八ヶ郷堰、宮町堰、双月堰の五つの農業用水路(堰)の総称で、約400年前に造られたといわれる。市のホームページによると、馬見ヶ崎川から一括取水され、西に向かって枝分かれを繰り返しながら市街地を流下していく。市街地を網の目のように流れている全長約115キロの堰は全国で珍しく、市景観の特徴であり歴史的財産となっている。

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