観光庁は2月2日、登録DMOや地方公共団体を対象にした「世界に誇る観光地を形成するためのDMO体制整備事業」の公募を開始した。全国のDMOの体制整備の経費の一部を国が補助することで、インバウンドに対応したDMOの形成と、世界的に競争力のある観光地づくりの促進をめざすもの。
具体的には(1)データ分析による戦略策定や観光コンテンツの開発・強化、受入環境の整備や情報発信・プロモーションを実施するための外部専門人材の登用(2)中核人材の確保及び育成のための採用活動や人材交流、視察や研修・セミナー受講(3)安定的な財源確保のための計画の作成、地方税や受益者分担金・負担金導入に向けた勉強会などの取組、に関する費用を支援する。補助額は(1)が最大1500万円、(2)と(3)が最大500万円。
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