ビーライズは10日、世界遺産石見銀山の操業当時の様子をバーチャル体験できる「石見銀山AR」アプリをリリースしたと発表した。
ARには最新技術(SLAM技術、3次元計測データを活用した合成等)を採用し、従来の AR と比べ違和感が少なく、自由度の高い体験が可能です。
当アプリは、島根県大田市の令和元年度文化財多言語解説整備事業(文化庁補助事業)により整備され、日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語に対応しています。
■アプリの特徴
清水谷製錬所は近代技術を取り入れて鉱山の復活を目指した世界遺産石見銀山の拠点でしたが、今は石垣が残るのみとなっています。そこで当時の古写真などの情報をもとに精密に再現したCG をAR 技術により現地の石垣遺構上に表示し、操業当時の様子を体験できます。
従来のARはマーカーをカメラで常に捉える必要がありましたが、最新技術(SLAM技術、3次元計測データを活用した合成等)の採用により、従来の AR と比べ違和感が少なく、マーカーを一度認識すれば一定範囲内動き回ることが可能な自由度の高いAR体験ができます。
本ARアプリはスマートフォン(iOS,Android対応)にインストール後、石見銀山遺跡内の清水谷製錬所跡(島根県大田市)で体験する事ができます。
・3 次元計測により取得した石垣遺構データをもとに、建築物を古写真などから再現しています。
・清水谷製錬所内4 か所に配置したAR マーカーにスマートフォンやタブレット端末で読取り、周囲を見回すと石垣上に再現CG が表示されます。
・最新技術(SLAM 技術、3 次元計測データを活用した合成)の採用により、従来のAR と比べ違和感が少なく、自由度の高いAR が体験できます。
■紹介ムービー
■アプリストア
iOS版:https://itunes.apple.com/jp/app/id1504836947
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.berise.iwamiginzanar
■石見銀山世界遺産センター
https://ginzan.city.ohda.lg.jp/