アリババグループの旅行サービスプラットフォームFliggy(フリギー)は16日、コロナ禍における移動制限緩和を受け、年末年始に長距離移動をする中国人旅行者が増加したことを発表した。
Fliggyのデータによると、2022年12月31日から2023年1月2日の間に同プラットフォームで行われた予約のうち、都市・省間をまたぐ長距離旅行が全体の80%を占め、予約数は2022年のピークに達したことが明らかになった。1990年代以降に生まれた若い世代が総予約の70%以上を占め、人気の渡航先として上海、成都、北京に加え、中国海南島の最南端都市である三亜が選ばれているという。
旅行中のアクティビティに関しては、南の島やサーフィンに関する予約が前年比6倍、スノーボードや雪に関連したツアーは前年比3倍以上に増加した。また、海外旅行需要も高まっており、年末年始の海外旅行予約数は前年比3倍を記録した。