
スモーククリア2人用
ダクト工事不要の高性能喫煙ブースを販売するエルゴジャパン(東京都品川区)はこのほど、2024年11月に実施した独自ウェブアンケートの結果を公表した。アンケートは、日本を訪れる中国人観光客の喫煙に関する意識を把握するため、中国在住の20代以上の男女438人を対象に実施。調査結果によると、旅館・ホテル選びで喫煙環境を「非常に重要」「ある程度重要」と答えた回答者が合わせて76%に達し、多くの人が喫煙環境を重視していることが明らかになった。
また、70%の回答者が禁煙ルームでの宿泊を希望し、66%の回答者においては、施設内に喫煙スペースの設置を求めている。
アンケート結果は、日本に旅行やビジネスで来る中国人が、宿泊施設の選定で分煙環境が整っているか否かを重視していることを如実に表している。
「23年5月8日の新型コロナウイルスの5類への移行を契機に、インバウンドが急増する中、旅館・ホテルにおいても喫煙環境のさらなる整備と充実化を図り、情報発信することが必須」とスモーククリア営業部の福田裕二本部長は指摘する。
日本では、20年4月に施行された改正健康増進法により、多くの人が集まる施設での喫煙が原則認められなくなり、宴会場を持つ宿泊施設などは分煙化を図るなどの対策を講じている。こうした国内の法規制とインバウンド客のニーズにどう対応するかが引き続き課題となっている。
「飲食の場で喫煙を希望する人は多くいることから、タバコを吸う人、吸わない人が快適に過ごせる喫煙環境”クリア分煙”を実現するスモーククリアを活用してインバウンド対策や、施設の付加価値の向上に貢献できれば。導入後のタバコのクリア分煙の効果に関する顧客満足度調査では、約90%を記録した」と福田氏。
「ダクト工事が不要なほか、壁面全体でタバコの煙を吸引する仕組みのため、においが衣類に付着する懸念も払拭した。コンパクトな1人用から4人用までのさまざまな製品ラインアップを用意した」と話す。
この件についての問い合わせは、エルゴジャパンスモーククリア営業部、TEL050(3627)4605。
スモーククリア2人用