中国5県の観光PRレディなどでつくるPRキャラバンが7月25日、東京都内の観光経済新聞社を訪れ、各県一押しの観光素材を紹介した。
来社したのは中国5県のPRレディと、岡山県東京事務所の若林稔副参事、広島県東京事務所の亀本健介観光物産担当課長、山口県東京観光物産センターの中村和也主事、鳥取県東京事務所の西谷美樹子副主幹、島根県東京事務所の原要子主幹の10人。
岡山観光フレンズの田中優さんは岡山市にある日本三名園の1つ、「岡山後楽園」で7月29日から8月31日に開かれるイベント「幻想庭園」をPR。特別に夕方開園しライトアップをする。また今年からLEDライトを使ってホタルをイメージした演出も始める。
広島ええじゃんレディの青木美枝さんは4月から海上自衛隊呉資料館に登場した実物の巨大潜水艦を紹介した。呉市では市内の主要観光スポットを30分間隔でまわる「呉探訪ループバス」もあり、観光客には便利だ。
山口県観光フレンズの三井麻衣子さんは来年開催予定の「おいでませ山口デスティネーションキャンペーン(DC)」を紹介。7月から運行が始まった観光列車「みすゞ潮彩」の見どころをPRした。DC期間中も運行を予定する。
鳥取観光親善大使の中原詩織さんは8月1日に皆生温泉に開設の「エコツアーベース」を紹介した。地産品を使った1100〜1300の中カロリー食を新たにつくり、温泉と組み合わせたコースなどを作っていくという。
しまね観光大使の青山愛さんは6月28日に世界遺産に登録された石見銀山を中心に見どころを紹介。06年から一部不通となっていたJR三江線が6月16日に全線復旧したことと合わせて”田舎スポット”としての島根の魅力をアピールした。
石見銀山の世界遺産登録が決定し、今、中国地方に注目が集まっている。この盛り上がりを生かして誘客につなげたいと、各県とも意欲を見せた。
中国5県の観光レディたち