日本政策金融公庫はこのほど、中小企業景況調査の6月分を公表した。同月の中小企業の売上DIは前月比2.3ポイント減の0.4と2カ月連続で低下。今後3カ月の売上見通しDIも低下した。
売上DIは前月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。
6の最終需要分野別では、食生活関連が前月比1.0ポイント減の13.1とプラス幅が縮小。このほか建設関連でプラス幅が拡大。電機・電子関連で前月のマイナス水準からプラス水準に転換。設備投資関連、乗用車関連、衣生活関連で前月のプラス水準からマイナス水準に転落した。
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