申請は6月11日開始
中小企業庁は5月24日、2020年度第3次補正予算「事業承継・引継ぎ補助金」の公募要領などを公表した。中小企業、小規模事業者を対象に事業承継やM&Aによる経営資源の引き継ぎにかかる費用を支援する。補助金の申請受け付けの開始は6月11日の予定。
補助類型は2種で、このうち「経営革新」は、事業承継やM&Aを契機とした経営革新(事業再構築、設備投資、販路開拓)などへの挑戦に要する費用を支援。補助率は3分の2、補助上限は400~800万円(上乗せ額200万円)。
「専門家活用」の類型では、M&Aによる経営資源の引き継ぎを支援するため、M&A支援業者に支払う手数料、デューデリジェンスにかかる専門家費用などを補助。補助率は3分の2。補助上限は400万円(上乗せ額200万円)。
申請の受付期間は、1次募集が6月11日~7月12日、2次募集が7月中旬~8月中旬の予定。
公募要領、申請方法などは、「令和2年度第3次補正事業承継・引継ぎ補助金Webサイト」(https://jsh.go.jp/r2h)に掲載されている。