日本政策金融公庫は8月31日、中小企業景況調査の8月分を公表した。同月の中小企業の売上DIは前月比8.1ポイント増の1.7と3カ月ぶりに上昇するとともに、プラス水準に回復した。売上見通しDIも4.7と、前月比2.3ポイント上昇するとともに、6カ月連続のプラス水準となった。
売上DIは前月比で売り上げが増加した企業割合から減少した企業割合を引いた値(季節調整値)。
6の最終需要分野別では、食生活関連が前月のマイナス3.7から19.5へと大きく上昇。電機・電子関連(9.4)とともにプラス水準となった。ほかの建設関連、設備投資関連、乗用車関連、衣生活関連はマイナス水準にとどまった。
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