日本音楽著作権協会(JASRAC、吉田茂理事長)は17日、16日に発生した新潟県中越沖地震の被害を受けた6市町村にある旅館・ホテルなどに対してJASRACが管理する楽曲使用料の徴収を当面見合わせると発表した。
対象になる事業者は、新潟県が災害救助法の適用を決定した長岡市、柏崎市、小千谷市、上越市、三島郡出雲崎町、刈羽郡刈羽村に所在し、JASRACと音楽に関する利用許諾契約を締結している旅館・ホテル、カラオケ飲食店、カラオケボックス、CDレンタル店など。期間は8月から10月までの3カ月間。
JASRACでは、「新潟県中越沖地震の被災者の皆さまにお見舞い申し上げるとともに、微力ながら復興を支援するために今回の措置を講じることとした。一日も早い復興を心からお祈り申し上げる」としている。