中部国際空港は1日付で組織改正を行い、「地域ブランド共創室」を新設した。「中部地域のインバウンド需要拡大において、空港会社としてもより主体的に関わっていくことで、地域とともに誘客に向けた動きを加速させる」。
組織の役割として、訪日インバウンド誘客のための(1)地域ブランディング推進に向けた地域特有の観光資源・魅力の調査や研究、コンテンツの開拓(2)地域ブランディング推進に向けた行政や地域関係者との連携・持続可能な仕組みづくり(3)地域ブランディングの浸透に向けた情報発信―を掲げた。
同社が参画する「愛知『発酵食文化』振興協議会」が行う中部地域特有の食文化を発信する活動も同室が取り組む。