中部運輸局と中部広域観光推進協議会は22日から4日間、中国の北京、天津両市へ「中部教育旅行等誘致ミッション」を派遣する。産業観光など中部の観光魅力をPRし、中国からの教育旅行を誘致する。
古田肇岐阜県知事を団長に、中田徹中部運輸局長はじめ、中部(9県3市)地域の自治体、観光関係団体、旅行会社、宿泊業者ら約40人が参加する。昨年は北京、広州に派遣しており、天津は初めてとなる。
同局などによると、天津はトヨタの進出など日本との関係も深く、また中部国際空港(セントレア)との就航便数が6月以降増便(週12便が14便に)しており、「今後の訪日増加が見込まれる地域」としている。
現地では国家旅遊局や北京、天津両市人民政府などを表敬訪問するとともに、両市の教育関係者や旅行会社、報道機関などを招き、説明会や交流会を実施する。