中部(東海、北陸、信州)広域観光推進協議会によると、昨年12月に初めて実施した「中部9県観光検定」は186人が受験し49人が合格、合格率は26.3%だった。同協議会では、08年度も検定を実施する意向だ。
合格者には認定証を送付するとともに、「観光ボランティアへの登録を希望する場合は、中部地域の各観光ボランティア団体に推薦する」(同協議会)。また、鳥羽水族館(三重)や高岡山瑞龍寺(富山)など観光施設の入場の無料、割り引きの特典がある。
検定は名古屋と金沢で実施。募集定員230人に対し209人が応募したが、受験者は200人を下回った。186人のうち、女性は48人。年齢別に見ると、50〜59歳がもっとも多く、60人を占めた。次いで30〜39歳の44人、40〜49歳の40人となっている。職業別では会社員が151人ともっとも多い。