日本観光振興協会(日観振)は、2024年度の事業計画を発表した。基本方針に「国内観光マーケットの活性化と観光産業の価値向上のため、事業活動の高度化を目指す」を設定。観光産業が基幹産業として目指す姿を明らかにするため、中長期的なビジョンを策定するほか、DMOの機能向上や人材育成の支援、観光DXの基盤整備などに取り組む。
事業の主な柱は、(1)基幹産業としての観光の確立(2)観光の価値創造とイノベーションの追求(3)持続可能な観光に向けた課題解決。
「基幹産業としての観光の確立」では、観光交流の意義をアピールし、観光産業の重要性、将来性を明示するため、観光産業界が目指す姿を中長期的なビジョンとして策定する。また、ポータルサイト「JAPAN47GO」による地域観光情報の発信、旅行博「ツーリズムEXPOジャパン」の開催などを通じ、国内観光、国際交流を活性化させる。
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