観光庁が5月31日に発表した主要旅行業者43社・グループの2023年度(23年4月~24年3月)の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が22年度比24.8%増、19年度比20.5%減となる3兆6337億7559万円となった。対22年度では国内旅行は下回ったが、海外・外国人旅行は大きく上回った。対19年度比ではすべての旅行が下回った。
総取扱額が19年同月を上回ったのは、富士急トラベル(32.1%増)やWILLER(29.0%増)など7社だった。
分野別に見ると国内旅行の取扱額は22年度比1.5%減、19年度比7.8%減となる2兆3559億3108万円。ケイライントラベル(36.6%増)や富士急トラベル(35.6%増)など9社が19年同月を上回っている。
海外旅行の取扱額は22度比135.5%増、19年度比40.3%減となる1兆699億3556万円となった。19年度を上回ったのは、郵船トラベル(20.8%増)、ケイラントラベル(20.7%増)など6社。
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