観光庁が17日に発表した主要旅行業者43社・グループの2024年3月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が23年同月比20.4%減、19年同月比6.1%減となる4211万8042万円となった。対23年同月比では国内旅行は下回ったが、海外・外国人旅行は上回った。対19年同月比では国内・外国人旅行は上回ったが、海外旅行は下回った。
総取扱額が19年同月を上回ったのは、東武トップツアーズ(57.4%増)と三菱伊勢丹ニッコウトラベル(26.4%増)など7社だった。
分野別に見ると国内旅行の取扱額は23年同月比36.1%減、19年同月比11.8%増となる2806億8208万円。東武トップツアーズ(95.6%増)やJTB(59.9%増)など9社が19年同月を上回っている。
海外旅行の取扱額は23年同月比65.6%増、19年同月比33.1%減となる1166億6613万円となった。19年同月を上回ったのは、南海国際旅行(26.0%増)、東武トップツアーズ(7.9%増)など4社。
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