鉄道旅客協会が1月28日に発表した主要旅行業12社の昨年11月の旅行取扱額は、前年同期比1.0%減の2623億6969万円だった。
内訳は国内旅行が3.5%増の1728億3517万円、海外旅行が14.7%減の753億2860万円、外国人旅行が62.2%増の107億2717万円だった。
総取扱額が前年同月を上回ったのはジェイティービー、日本旅行、東武トップツアーズ、名鉄観光サービスの4社。国内旅行はジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、東武トップツアーズの4社、海外旅行は2社、外国人旅行は10社となっている。
4月からの累計を見ると、総取扱額は前年同期比0.9%増の2兆6598億92万円に。前年同期を超えたのはジェイティービー、日本旅行、東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光、ジェイアール東海ツアーズの7社。
分野別では国内旅行が6.0%増の1兆7670億2239万円、海外旅行は12.2%減の7695億4007万円、外国人旅行は42.0%増の1070億4623万円となった。
国内旅行は10社、外国人旅行は11社が前年同期を上回った。一方、海外旅行は全社が下回っている。