鉄道旅客協会によると加盟旅行業12社の今年1月の総取扱額は、1983億8963万円で、前年同月比11.7%減となった。内訳では国内、海外、外国人旅行ともに前年実績を割り込んだ。総取扱額が前年実績を超えたのは、東武トラベル(同11.2%増)のみだった。
国内旅行は前年同月比6.5%減の1248億8243万円だった。前年比増は東武トラベル(同20.4%増)のみ。KNT(同10.0%減)、読売旅行(同10.9%減)、西鉄旅行(同10.7%減)は2ケタ減。
海外旅行は同19.8%減の704億6529万円。全社が2ケタ減。中でも日本旅行(同33.8%減)、名鉄観光(同34.2%減)の減少が目立つ。
外国人旅行は、同13.0%減の18億8702万円。トップツアー(同53.8%増)、東武トラベル(同105.6%増)が好調だった。
この結果、08年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比5.9%減の2兆9186億4944万円となった。この時点で前年実績を上回っている会社は東武トラベル(同0.5%増)のみ。国内旅行は同3.7%減の1兆7952億4560万円、海外旅行は同10.0%減の1兆521億336万円、外国人旅行は同0.4%増の518億8079万円。