鉄道旅客協会が3月26日に発表した主要旅行業12社の今年2月の旅行取扱額は、前年同月比4・0%減の2219億988万円だった。内訳は、国内旅行が8・7%減の1367億1877万円、海外旅行が1・6%増の731億8672万円、外国人旅行が31・5%増の105億7498万円、その他が4・4%増の14億2942万円だった。
総取扱額が前年を上回ったのは、東武トップツアーズ、名鉄観光サービスの2社。分野別では、国内旅行は東武トップツアーズ、名鉄観光サービスの2社が前年比増となった。
海外旅行は7社、外国人旅行は7社が前年実績を超えた。
昨年4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比5・7%減の2兆9257億9106万円。各社の状況を見ると、総取扱額が前年同期を上回っているのは名鉄観光サービスのみ。
分野別でみると、国内旅行は6・8%減の1兆9209億3925万円、海外旅行が6・2%減の8450億8873万円、外国人旅行が14・4%増の1396億6352万円、その他が同7・1%増の200億9956万円。国内旅行で前年同期を上回ったのは名鉄観光サービスと日通旅行。海外旅行は2社、外国人旅行は11社が前年同期比増となっている。