鉄道旅客協会が5月26日に発表した主要旅行業12社の今年4月の旅行取扱額は、前年同月比0・6%減の2505億2942万円だった。内訳は、国内旅行が0・9%減の1600億2791万円、海外旅行が2・7%減の699億1306万円、外国人旅行が8・6%増の184億8901万円、その他が13・8%増の20億9945万円だった。
総取扱額が前年を上回ったのは、日本旅行、KNT―CTホールディングス、東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、西鉄旅行、阪急交通社の6社で、最も伸び率が大きかったのは阪急交通社で前年比5・6%増だった。
分野別では、国内旅行は日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、西鉄旅行、阪急交通社の5社が前年比増となった。このうち西鉄旅行と阪急交通社は2桁増。
海外旅行は7社が前年比増。東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光は2桁の伸びだった。外国人旅行は、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光を除く9社が前年実績を超えた。このうち日本旅行、東武トップツアーズ、読売旅行、西鉄旅行、日通旅行、ジェイアール東海ツアーズは2桁以上の大幅な伸びとなった。その他分野は6社が前年超えした。