鉄道旅客協会が6月27日に発表した、主要旅行業12社の5月の旅行販売取扱額は前年同月比0.6%減の2762億469万円だった。
内訳は国内旅行が前年同月比4.1%増の1726億8770万円、海外旅行が同10.4%減の942億6717万円、外国人旅行が同51.9%増の78億5577万円だった。
総取扱額が前年同月を上回った事業者は、ジェイティービー、日本旅行、名鉄観光サービス、京王観光の4社だった。
2010年の同月比は、総取扱額が4.3%増だった。内訳は国内旅行が同5.0%増、海外旅行が同1.0%増、外国人旅行が同47.7%増だった。
4月からの累計総額は前年同期比1.7%減の5097億4979万円だった。前年同期を上回った事業者は、ジェイティービー、日本旅行、東武トラベルの3社。
10年同期比は2.5%増だった。
分野別の累計額は国内旅行が前年同期比2.6%増の3164億5001万円、海外旅行が同11.3%減の1746億7289万円、外国人旅行が同49.3%増の152億4483万円。
国内旅行の累計が前年同期比を上回ったのは6社、海外旅行が1社。外国人旅行は11社中8社だった。