鉄道旅客協会が1月31日に発表した、主要旅行業13社の昨年12月の旅行販売概況は、総取扱額が前年同月比3.8%減の2458億2296万円だった。総取扱額の10年同月比は1.0%増だった。
内訳は、国内旅行が前年同月比2.1%減の1470億607万円、海外旅行が同6.8%減の900億9588万円、外国人旅行が同8.5%増の58億2144万円だった。
総取扱額が前年同月を上回った事業者はJTB、京王観光、読売旅行の3社。国内旅行はJTB、読売旅行、西鉄旅行、阪急交通社の4社。
昨年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比7.6%増の2兆5545億2520万円だった。13社中11社は、累計総取扱が全年同期を上回り、東武トラベルと阪急交通社が2ケタ増となった。累計総取扱額の10年同期比は1.0%増だった。
分野別の累計額は、国内旅行が同6.0%増の1兆5204億5288万円、海外旅行が同8.6%増の9715億2328万円、海外旅行が8.6%増の9715億2328万円、外国人旅行が62.4%増の475億5711万円。国内旅行の累計が前年実績を超えた事業者は、13社中10社。うち東武トラベル、阪急交通社、クラブツーリズムが2ケタ増だった。