鉄道旅客協会が2月28日に発表した、主要旅行業13社の1月の旅行販売概況は、総取扱額が前年同月比1.8%増の2006億5743万円だった。総取扱額の10年同月比は6.1%増だった。
内訳は国内旅行が前年同月比1.5%減の1195億9333万円、海外旅行が同6.3%増の767億9600万円、外国人旅行が同38.4%増の32億5510万円だった。
総取扱額が前年同月を上回った事業者は7社。国内旅行はクラブツーリズムと農協観光が前年同月を上まわった。うち、クラブツーリズムが2ケタ増だった。
昨年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比7.4%増の2兆7252億1632万円だった。13社中11社は、累計総取扱額が前年同期を上回り、東武トラベルと阪急交通社が2ケタ増となった。累計総取扱額の10年同期比は5.0%減だった。
分野別の累計額は、国内旅行が5.6%増の1兆6231億4585万円、海外旅行が8.6%増の1兆372億7582万円、外国人旅行が62.7%増の497億6139万円。
国内旅行の累計が前年実績を超えた事業者は13社中10社。うち東武トラベル、阪急交通社、クラブツーリズムが2ケタ増だった。