鉄道旅客協会が1日に発表した、主要旅行業13社の3月の旅行販売取扱額が、前年同月比2.6%減の2695億2441万円だった。総取扱額の10年同月比は1.4%減だった。
内訳は国内旅行が前年同月比0.3%増の1591億7674万円、海外旅行が同8.4%減1027億9702万円、外国人旅行が同41.4%増の60億1624万円だった。
総取扱額が前年同月を上回った事業者は、JTB、日本旅行、トップツアー、東武トラベル、読売旅行、クラツーの6社。国内旅行は、日本旅行、近ツー、東武トラベル、読売旅行、阪急交通社、クラツーの6社だった。
昨年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比5.8%増の3兆2163億4849万円だった。13社中11社が前年同期を上回った。累計総額の11年同期比は6.5%増、10年同期比は5.2%増だった。
分野別の累計額は国内旅行が前年同期比4.6%増の1兆9090億294万円、海外旅行が同5.9%増の1兆2297億7715万円、外国人旅行が同67.2%増の596億5061万円。
国内旅行の累計が前年同期を上回ったのは10社、海外旅行が9社。外国人旅行は12社中9社で、うち西鉄旅行、阪急交通社、クラツーは3ケタ増だった。