観光庁がこのほど発表した主要旅行業者43社・グループの2023年12月の旅行取扱状況(速報)で、総取扱額は2019年同月比22.7%減の2923億7378万円となり、昨月に比べ減少幅が1.0ポイント縮小した。国内旅行は6.3%減の1927億9053万円、海外旅行は45.8%減の846億3399万円、訪日旅行は6.3%減の149億4926万円だった。なお、観光庁では2023年1月分から前年比を公開していない。
総取扱額で19年の実績を上回った会社は6社で、このうち取扱額が最も大きかったのは東武トップツアーズ(6.0%増・126億8784万円)で、伸び率が最も高かったのはWILLER4社計(18.8%増・21億3930万円)だった。一方で取扱額が19年の5割未満だった会社は8社だった。
国内旅行で19年を上回ったのは9社で、取扱額が最も大きかったのはJTB6社計(16.2%増・919億6547万円)、伸び率が最も高かったのは日産クリエイティブサービス(44.0%増・1億3710万円)だった。一方、取扱額が19年の5割未満だった会社は7社で、19年は取扱いがあったが今年はなかった会社は菱和ダイヤモンド航空サービスのみだった。
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