主要旅行業43社、24年10月の総取扱額は19年比17.4%減、23年比6.7%増 国内旅行は前年から微増


 観光庁が12月13日に発表した主要旅行業者43社・グループの2024年10月の旅行取扱状況で、総取扱額は2019年同月比17.4%減、23年同月比6.7%増の3699億5061万円となった。このうち国内旅行は19年比8.2%減、23年比0.7%増の2252億9161万円で、わずかながら前年を上回った。海外旅行は19年比31.0%減、23年比22.3%増の1198億1395万円、訪日旅行は19年比14.6%減、23年比1.0%減の248億4505万円だった。

 なお、観光庁では今回から43社に加え「参考値」としてエアトリ4社計の取扱額(23年、19年のデータを含む)も公開。参考値を合わせると総取扱額は19年比17.4%減、23年比6.5%増の3553億6085万円、国内旅行は19年比8.2%減、23年比0.5%増の2301億1405万円、海外旅行は19年比31.1%減、23年比21.9%増の1230億6326万円、訪日旅行は19年比12.9%減、23年比0.2%増の253億4499万円となる。

 43社のうち総取扱額で19年を上回ったのは11社で、取扱額が最も大きかったのは東武トップツアーズ(13.8%増・148億9726万円)、伸び率が最も高かったのは郵船トラベル(50.6%増・32億6948万円)だった。23年比では31社が上回っており、取扱額が最も大きかったのはJTB7社計(3.3%増・1304億9632万円)、伸び率が最も大きかったのは名鉄観光バス(50.1%増・4億5662万円)だった。

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