主要旅行業43社、24年7月の総取扱額は19年比28.3%減、23年比1.2%増に


 観光庁がこのほど発表した主要旅行業者43社・グループの2024年7月の旅行取扱状況で、総取扱額は2019年同月比28.3%減、23年同月比1.2%増の2921億1353万円となった。このうち国内旅行は19年比23.4%減、23年比7.5%減の1735億7462万円。海外旅行は19年比35.8%減、23年比21.9%増の1045億6821万円となり、久しぶりに1000億円台を記録した。訪日旅行は19年比22.3%減、23年比8.4%減の139億7070万円だった。

 総取扱額で19年を上回ったのは7社で、取扱額が最も大きかったのはHTB-BCDトラベル(9.7%増・33億3327万円)、伸び率が最も高かったのは日本橋夢屋(44.8%増・5億4201万円)だった。

 23年比では24社が上回っており、取扱額が最も大きかったのはエイチ・アイ・エス6社計(0.8%増・262億5278万円)、伸び率が最も大きかったのはフジ・トラベル・サービス(783.1%増・4億1693万円)だった。

 国内旅行で19年の取扱額を上回ったのは5社で、取扱額が最も大きかったのは阪急交通社2社計(13.9%増・110億21万円)、最も伸長したのはWILLER4社計(26.7%増・16億321万円)だった。一方23年を上回ったのは19社で、取扱額が最も大きかったのは19年と同じく阪急交通社2社計(12.5%増)、最も伸長したのはフジ・トラベル・サービス(741.6%増・3億7075万円)だった。

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