
観光庁がこのほど発表した主要旅行業43社・グループの25年1月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が24年(前年)同月比3.0%増の2304億6284万円、19年同月比28.1%減となった。前年同月比では海外旅行と外国人旅行が好調だった一方、国内旅行のみ下回った。19年比では、外国人旅行のみが上回り、国内・海外はそれぞれ19年比の6~7割程度となっている。
総取扱額の内訳を見ると、11社を除き前年同月を上回った。部門別に見ると、海外旅行は同17.1%増の851億3533万円、19年比34.6%減。外国人旅行は同23.2%増の128億5814万円、19年比4.1%増。国内旅行は同5.8%減の1324億6938万円、19年比25.6%減。
海外旅行は、半数以上の30社が前年同月を上回った。一方の19年比では、同月を上回ったのは6社のみにとどまっている。
外国人旅行は、17社が前年同月を上回った。19年比は14社が上回った。
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