
観光庁が6月16日に発表した主要旅行業43社・グループの2023年4月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が19年同月比で44.1%減となる2346億3762万円だった。19年同月比において、海外旅行、外国人旅行については先月と比較するとほぼ横ばいの状況。国内旅行は約7割にとどまった。
総取扱額が19年度実績を上回った旅行会社は、富士急トラベル(25.5%増)の1社のみ。
分野別に見ると国内旅行の取扱額は同29.9%減となる1583億4007万円となった。19年度実績を上回った旅行会社は、エヌオーイー(54.0%増)、日産クリエイティブサービス(1.4%増)、ケイライントラベル(10.8%増)、テック航空サービス(11.6%増)、富士急トラベル(29.6%増)の5社だった。
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