観光庁が2月25日に発表した昨年12月の主要旅行業49社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比1.0%減の5226億8967万円だった。
内訳は国内旅行が4.5%増の3456億6146万円、海外旅行が13.6%減の1627億1385万円、外国人旅行が63.3%増の143億1437万円だった。
旅行会社からの聞き取りでは、国内旅行は関西方面と北陸方面が引き続き好調。海外旅行は円安による海外旅行需要の落ち込みと、年末年始の日並びが前年よりも悪かったため、欧州方面を中心に全体的に前年同月比を割った。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは49社中17社となった。国内旅行は46社中24社。海外旅行は48社中19社、外国人旅行は33社中23社だった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比8.2%減の1297億4878万円。内訳は、国内旅行が1.1%減の727億8175万円、海外旅行は16.2%減の564億2026万円、外国人旅行は27.8%増の5億4678万円となっている。
募集型企画旅行の取扱人数は6.0%減の286万9730人。内訳は国内旅行が5.6%減の257万8468人、海外旅行は12.9%減の25万7101人、外国人旅行は46.4%増の3万4161人だった。