観光庁が20日に発表した4月の主要旅行業50社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額4329億1207万円で前年同月比1.2%減。
内訳は国内旅行が0.6%減の2763億4187万円、海外旅行が5.1%減の1442億5938万円、外国人旅行が51.3%増の123億1082万円だった。
国内旅行が15カ月ぶりに前年同月を下回った。
取扱額の合計が前年同月を超えたのは50社中26社だった。
国内旅行は取り扱い47社中19社、海外旅行は49社中22社、外国人旅行は33社中24社が前年同月よりプラスだった。
募集型企画旅行の総取扱額は前年同月比1.9%減の1108億189万円。国内旅行が0.9%増の650億2168万円、海外旅行が6.3%減の451億6672万円、外国人旅行が61.1%増の6億1350万円だった。
募集型企画旅行の取扱人数は、前年同月比0.2%減の290万3879人だった。
内訳は国内旅行が0.9%増の264万2753人、海外旅行が16.9%減の22万4867人、外国人旅行が65.7%増の3万6259人だった。
2014年度から主要旅行業を50社とし、新たにJTB国内旅行企画とエアーリンクを追加した。JTB国内旅行企画は14年4月にジェイティービーから分社した。