主要旅行業50社9月実績


 観光庁が11月25日に発表した9月の主要旅行業50社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比7・1%減の4982億1376万円だった。

 内訳は国内旅行が7・1%減の2911億8930万円、海外旅行が8・6%減の1918億657万円、外国人旅行が17・2%増の152億1781万円だった。

 国内旅行は、日並びが良かった昨年に対し、今年は悪かったことや、天候不順などにより取扱額が前年同月を割った。九州方面は「ふっこう割」の効果もあり、需要が回復傾向にある。海外旅行も日並びの影響や、7月にニースでのテロ事件で国際情勢への不安が高まったことなどにより、取扱額が前年同月を割った。外国人旅行は東アジアや東南アジアのほか、北米方面からの訪日客が好調だった。

 取扱額の合計が前年同月を超えたのは49社中11社。国内旅行は48社中19社、海外旅行は48社中9社、外国人旅行は36社中19社だった。

 募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比14・1%減の1483億8723万円。内訳は、国内旅行が12・2%減の885億5452万円、海外旅行が16・9%減の592億6188万円、外国人旅行が3・2%増の5億7083万円。

 募集型企画旅行の取扱人数は8・7%減の337万3603人だった。内訳は国内旅行が9・0%減の300万6481人、海外旅行が6・8%減の33万1410人、外国人旅行が4・9%増の3万5712人。

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http://www.kankokeizai.com/image/2017pdf/20170101_07.pdf

 
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