観光庁が15日に発表した今年4月の主要旅行業者63社の旅行取扱額は、総取扱額が前年同月比1.2%増の4303億340万円だった。内訳は国内旅行が同0.7%増の2712億3316万円、海外旅行が同1.7%増の1527億3459万円、外国人旅行が同13.3%増の63億3566万円だった。前年実績を超えたのは、63社中30社。2ケタ増の事業者も目立った。
国内旅行は取り扱い58社中29社が前年実績を上回った。「企業需要など団体旅行が好調な事業者がみられた」(観光産業課)。
海外旅行は取り扱う61社のうち32社が前年超えした。
外国人旅行は景気の回復基調などから好調で、取り扱い35社中26社が前年実績を上回った。
旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱額は、総取扱額が同4.3%減の1079億2628万円だった。このうち国内旅行は同0.2%増の634億1006万円、海外旅行は同10.2%減の441億2027万円、外国人旅行は同9.0%増の3億9596万円。取り扱い人数の合計は同0.1%増の311万4093人。内訳は国内旅行が同2.4%増の280万5484人、海外旅行が同18.3%減の28万6950人、外国人旅行が同11.1%増の2万1659人。
今年度から楽天トラベルの実績が加わっている。