観光庁は8日、主要旅行業43社・グループの今年9月の旅行取り扱い状況(速報)を発表した。総取扱額は前年同月比1.4%増の3203億6807万円となったものの、19年比では25.3%減だった。
部門別にみると、前年同月比では海外旅行を除き、国内旅行、外国人旅行とも下回った。19年比では3部門とも下回っており、コロナ禍前の水準にはなかなか戻らない。
総取扱額が前年同月を上回ったものは22社あったが、19年比では6社で、日本橋夢屋(51.6%増)、HTB―BCDトラベル(34.6%増)、WILLER(24.6%増)などの伸び率が高い。
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