鉄道会社、航空会社がお盆期間の旅客数の利用実績をまとめた。大雨、台風、南海トラフ地震臨時情報などが影響したが、国内旅行における旅客の利用実績は、主要会社でいずれも前年同期の実績を上回る結果となった。
■JR東日本
JR東日本のお盆期間(8月9~18日)の利用者数は、新幹線、在来線主要区間の合計で444万9千人となった。7月25日に発生した東北地方の大雨のほか、台風などの影響で、一部で運休が発生し、旅行や帰省を控える動きも見られたが、前年同期に比べて5%増だった。
主な線区では、東北新幹線(大宮―宇都宮、古川―北上)が前年同期比4%増の198万3千人、東北新幹線(盛岡―八戸)が同10%増の30万9千人、上越新幹線(大宮―高崎、北陸新幹線含む)が同10%増の128万3千人など。
■JR東海
JR東海のお盆期間(8月9~18日)の利用者数は、新幹線362万5千人、在来線の特急列車15万人の計377万4千人となった。前年同期比7%増、2018年同期比8%減だった。期間中には、南海トラフ地震臨時情報や台風の影響で列車運行に遅れ、運休が発生した。
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