鉄道旅客協会によると、主要旅行会社12社の今年1月の総取扱額は、1808億9614万円で前年同月比8.8%減だった。内訳は、国内旅行が同9.3%減の1133億1515万円、海外旅行は同9.0%減の641億4601万円減。一方外人旅行は、同4.2%増の20億2717万円と前年を超えた。総取扱額で前年を上回ったのは、阪急交通社(同6.8%増)のみ。
国内旅行は、阪急交通社が14.0%増と大きく伸ばしたほかは、前年実績を割り込んだ。
海外旅行は阪急交通社が2ケタ増。日本旅行も前年実績を超えた。
外人旅行は、取り扱い11社中6社が前年超え。近畿日本ツーリスト(KNT)、名鉄観光サービス、農協観光の3社は2ケタ伸ばした。
その他の取り扱いは、同21.9%増の14億780万円だった。
4月からの累計は、総取扱額が前年同期比15.9%減の2兆4544億1063万円だった。累計総額が前年実績を超えているところはない。
内訳は、国内旅行が同12.3%減の1兆5777億6657万円、海外旅行は同22.2%減の8149億3400万円、外人旅行は同20.4%減の417億1564万円。その他は同3.0%増の199億9443万円。